彼らのライヴ観るの初めてだが、いやあ戦慄走った。
客電が落ちて、エディット・ピアフの愛の賛歌が丸々1曲流れる。
direction of the chord のライヴSEとまったく同じパターン。でもこの曲アガるからね、わかる。わかるぜ!
1曲目から圧倒される、チャーチにて。
ほぼアカペラ状態で歌う志磨くん。
歌がね、うまいんですよ。ほんとにうまい。
ああー、天国にグラサン忘れてきちゃったジョーイ・ラモーンのよう。
その細長い肢体にどれだけの想いを詰め込んでいるのか。
MCすらいちいちかっこよく、客の盛り上げ方、魅せ方もよくわかってる。
志磨くんは生粋のロックンローラー、そしてエンターテイナーだ。
なんか書けば書くほどウソっぽくなるからイヤなんだけど、書きます。
今年観たなかで、一番いいライヴだったんです。
決して過去にしがみつかず、前を見据え、ひたすらに真っ直ぐ正しく美しく生きてゆこうとする人間の聡明さよ!
志磨くん、美しい。まさにビューティフルなんです。その精神が美しいのです。
たとえば自分に近しい人でもそうでなくても、
その人がその人の中で正直にウソをつかず真っ直ぐ美しく生きているのが見えると、
なぜかとても清々しい気分になることあるでしょう。
志磨くんはきっと、会う人会う人にそおゆう印象を与えてるはず。
下世話寄りな話になるが、下世話のマリーズ、なんちて、クアトロを埋め尽くす客のノリや反応も非常によかったんです。
ダイバーはあとを絶たないし、コールや歓声、手拍子なんかもすごく盛り上がっていた。
クアトロで最近観たのは
the novembers のツアーファイナルだったんだが、まあそれを激遥かに上回るすばらしいライヴだった。
ノベンバには悪いが、なんつーかまぁマリーズ演奏がうまいので。
歌もうまいし魅せ方もうまいから、そのステージングたるや堂に入ったもので、90分弱ぶっ通しまったく不安がないのよね。
気づけばWアンコの、悪魔も憐れむ歌。
上半身はだかで、なにもかもをさらけ出して歌う志磨くん。
全身を使って全霊こめて歌えるボーカリストっていなくなったよなあ、と嘆く昨今、
彼はすべてを塗り替えるべく超新星よろしく誕生した稀少なロケンロールスターだ!
なんとゆうのかな、あまりに感覚的すぎてうまく言語化できないのは常なんだが、
吉井和哉があのまま「ボクはジャガー」と歌い続けていたとしても、
決して志磨くんみたいにはなれなかっただろうな。
似てる似てないじゃなくて、
david bowie が志磨くんだとしたら、吉井和哉は ziggy stardust なんだ。
そんな感じ。
あとね、マリーズはね、サンプリングがうまいよね。
オールドロックファンが聴いててニヤッと笑える要素をあちこちに埋め込んでる。
the beatles, the rolling stones, the who, the sex pistols, david bowie.. まだいっぱい出てくるな。
そんな聴き方する楽しみも、また一興。
志磨くんのことばっか書いてしまったが、もちろんメインディッシュは富士山くんです。
たぶん一番コールされてたのが富士山くんです。ぷるんぷるんしてた。
やっぱロケンロールにはレスポールよね。
越川くん、キメポーズがベロ出しってところがオールドロックでローリングッドです。
ヒロコさんは、なんかツルンとして凛としていた。
うちのママンとバースデイがセイムです。
白プレベ、わかってるな!
ソウル・フラワー・ユニオンの奥野さんが、ミスター・ハモンドとしてゲスト参加されていたのだが、
やっぱさーーーーーーーロケンロールに鍵盤欠かせないだろ!
めっちゃよかったっす。ハモンドはあはあする。
ふうー、久々にいいもん観たので気分がよいのです◎
パワーが目に見えるようなバンドって、やっぱりボーカリストがものすごく立ってるんだよなあ。
自分の信念がガッチガチに確立していて、そしてそれがはちきれんばかりの自信となってグラグラ煮え立つ怒涛のオーラ!
かっこいい。
自分のからだで、声で、思想で、言葉で表現する人間は、やっぱりこうじゃなくちゃ!
志磨くん見てて、改めてそう思いました。
もちろん、むにゃむにゃルサンチマン引きずってモラトリアムの部屋の隅で膝抱えてる中二バンドも好きですけど。
方南町、日本一ロケンロールな街!
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